ドリフトライフ~漂流人生~


自分の本当にやりたいことをやり通すために模索し、実行する独創的な生き方。それがDRIFTLIFEである。道を自ら踏み固めながら進むため困難はもれなく付いてくるが、それすらも楽しい遊びだ、と思うほどに充実している。


同義語に「自由」がある。

「旅するハンモック屋さん」、現る



みちやまさんはハンモック屋さんだ。
クロスバイクでリヤカーを牽いてどこへでも行く。

みちやまさんがハンモック屋さんになろうと思った直接のキッカケは、
「アースデイ東京」という地球環境を考えるためのイベントで
ハンモックスタンドを売るお兄さんに出会ったことだった。
そしてハンモックの気持ち良さと、ハンモックに乗った人の笑顔を知った。
それから、そのスタンドによってハンモックを部屋の中でも屋外でも簡単に設置できて、
生活の中にハンモックを取り入れることができるということも。

その後みちやまさんはツリーハウス製作プロジェクトに参加する。
そこで森と仲間たちとの自由な環境から受けた刺激により「やりたいことは素直にやればいい」と決意した。
アースデイで出会ったお兄さんに交渉をしてハンモック屋としてそれを売ることを了承してもらい、会社を辞め、その日の夜行バスで富山の工房へと向かった。ハンモックで素直な笑顔を広めるために。

「コミュニケーションの真髄に触れる青春期。」



みちやまさんは中学・高校とバスケットボールに打ち込む楽しい毎日だった。
しかし、大学に入るにあたり、今までと違う新しい事をやろう、と経済学を学んだ。
この勉強も楽しく、大学生活そのものも楽しかった。とおっしゃる。

みちやまさんはかつてスポーツジムでインストラクターとして働いていた。
ここで、とても大事なことを学んだという。
初対面の人と自分の間に変な遠慮で壁を作る、というコミュニケーションの上で
非常にもどかしくもったいないことをしなくなったのだそうだ。

彼と出会って感じた事は、絶妙な距離感を持つ人だなあという事だった。
人なつこすぎず、よそよそしすぎず。それでいて、相手とともに笑顔で過ごすことを意識に置いている。
みちやまさんが、人を包み揺らすハンモックという道を選んだという事は、
ひょっとすれば自然の流れだったのかもしれない。

いざ、DRIFETLIFEへ。



インストラクターとしての実績を積みながら、身体の中の事をもっと知りたいと
思うようになり今度は、整体師の仕事を始めた。
そうして次第に知りたいと思っていたことが実際にわかってきた。自分がやりたいと思うことは
次から次へと湧いてきて、それを実際にやっていくことはとても楽しいことだ、とおっしゃる。

しかし、やりたいことばかりやっているのもまた飽和状態となってしまう。
なので、今度はやりたくないこともやってみよう、と整体師の傍らパン職人も始めた。
というのも、みちやまさんはそれまで「パンはおいしくないもの」と思っていたからだそうだ。
それを仕事にするのは、チャレンジだ。果たして、みちやまさんは
「パンはおいしい!」ということを知ったそうだ。苦手だったものが好きなものに変わる、
というとても素敵な体験はヤミツキとなり、有名ホテルでのパン職人の次にはデータベースのエンジニアとなった。
PCが苦手だったからだ。

一から教えてくれるという会社に入り延いては一流企業でエンジニアとして働くことになった。
仕事は楽しい、けれど毎日PCの画面だけを見つめることに疲れ、
「何のために仕事をするのだろう、仕事とは何だろう」と考え悩み小さい頃遊んだ里山にふらっと足を運んだ。
そうしたら、緑の出す澄んだ空気に都会で汚れた肺と心をやさしく包みこまれ、
「なんて気持ち良いのだろう!」と思ったそうだ。そして、この気持ち良さをそのまま仕事にできないか、
と考え始めた。「やりたいことはやってみればいい」と、それを実現させるために、
様々な起業セミナーに参加した。その中で、ある講師に出会った。
生のままでぶつかってきてくれる人だった。みちやまさんのプランをまるごと真面目に受け止め、
おもしろがって、豊かなアイディアやアドバイスを次々に投げかけてくれた。
その関係はずっと続いている。そうしてみちやまさんは「アースデイ東京」に参加する。



みちやまさんは、いつでも楽しんでいる。
それは、自分がやりたいと強く思うことをまっすぐにやっているからだ。
「ハンモック屋を始めてから、ハンモックがやりたいことを引き出してくれた。
やりたいことが次々と湧いてきて、それが溢れ出してしまったとき、
『やりたいなら、やればいい』と改めて思って、そしてそれからひとつひとつやっている。」とおっしゃる。
ハンモックを広めてたくさんの人の笑顔をふやしていくことをまず大事にして、
そしてそこから新たな「楽しいこと」を次々と生み出しては実現している。
人々の笑顔は確実に広がっている。同じ方向へ一緒に歩む大事な仲間も増えていく。


ちゃりんじゃーみちやまさんのチャレンジは続く。